« 2005年06月 | メイン | 2006年02月 »

2005年07月08日

『怪』 -KWAI network-

img020 水木しげる先生、京極夏彦先生、荒俣宏先生も参加されている、 世界妖怪協会の公認サイト。そのデータ量やコンテンツの充実ぶりはまさに「妖怪ポータル」にふさわしいサイトです。

投稿者 johohiroba : 15:07 | コメント (0) | トラックバック

ばけばけくらぶ~こどもむけ妖怪サイト

img022小学生をメインターゲットにし、「妖怪をまずはキャラクターとして楽しんでもらい、 興味を持ってもらおう」というコンセプトの下、できるだけわかりやすく、 できるだけシンプルにまとまるよう心がけて作成したサイトです。かわいらしいお化けがいっぱい!! 

投稿者 johohiroba : 14:57 | コメント (0) | トラックバック

著書好評発売中!!

山口敏太郎本4 今年も既に5冊著書が発売され、どれも好評です。最新3冊も大好評発売中!!


 

@「ホントにあった呪いの都市伝説」
@怖くて今夜も眠れない!最恐「ケータイ」都市伝説
@「現代怨霊スポット199」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
@「現代怨霊スポット199」
山口敏太郎の心霊スポット本!!発売。
199カ所という大量スポットをカバー。マイナースポットからメジャーまで、マニアから初心者まで広く楽しめます。

怨霊スポット、妖怪スポット、UMAスポット、伝説スポットなど今まで紙面にのってない、丸秘の穴場、 新スポットも多数収録。

コラム・論考執筆陣
山口敏太郎、原田実(と学会)、山岸和彦、松山ひろし、佐野とよふさ、武村政春、あーりん、 他 若手精鋭
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000007150694&Action_id=121&Sza_id=G1

―――――――――――――――――――――――――――――
@「ホントにあった呪いの都市伝説」
本文224P、定価は580円(税込) コスミック
著・山口敏太郎
6月中旬発売
:全国のコンビニ・書店に配本
 ブーメラン婆VS120キロ婆、人面犬は誰が創ったのか
妖怪給食婆と学校怪談、六甲の牛女VS妖怪ハッスルじいさん
ジェイソン村、犬鳴き村、杉沢村の真実
昭和初期・元祖生き人形伝説1,2、幽霊戦艦
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031539805&Action_id=121&Sza_id=GG

―――――――――――――――――――――――――――――
@好評!都市伝説五部作の三冊目!!
怖くて今夜も眠れない!最恐「ケータイ」都市伝説
宝島社文庫
山口敏太郎/編
出版社名 宝島社
出版年月 2005年7月
ISBNコード 4-7966-4718-X
税込価格 630円

内容は)携帯・TV・パソコンなどハイテク・家電に纏わる都市伝説。
いくつか、かなり…ヤバイ話があります。呪いは感染するのです。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031554115&Action_id=121&Sza_id=C0

投稿者 johohiroba : 13:34 | コメント (0) | トラックバック

10円ちょうだいおじさん

今回は妖怪の話ではない。徳島の名物親父の話をしたいと思う。

私が小学生の頃だから 昭和40年代~50年代初頭にかけての話だ。 新町辺りをチャリで仲間とうろついていると、必ずと言っていいほど「10円ちょうだいおじさん」に出会ったものだ。

おじさんのファッションはなかなかいかしていた。
坊主頭に、スカート、そして謎のゼッケンをつけている。
大概の大人はおじさんを怪しむが、子供たちには異様に人気があった。
またゼッケンには謎の文字が書いてあった。

 「10円ちょうーだい」
 「天皇制反対」

なんの脈絡もない二つのキャッチである。シュールすぎる。おじさんはある時代、 間違いなく徳島の風景であったと想う。おじさんにはいろんな噂があった。

 「実は大金持ち」
 「東大を優秀な成績で出ている」などなど。

後年、某タウン誌に「10円ちょうだいおじさん」は二人いたという記事が踊った。 私が見たおじさんはどっちのおじさんだったのであろうか。まあそんな事はどうでもよい。町の異人(まれびと) を初めて見たあの思い出は今も変わらない。

 久々にあのおじさんに会いたいものだ。

投稿者 johohiroba : 13:25 | コメント (0) | トラックバック

謎の怪火・大火

三田華子さんの「徳島昔ばなし」(昭和書房)には怪火の話が載っている。
その名を「大火」と呼ぶ。
板野郡・大幸村で目撃された怪現象らしく、大幸村が父の実家であった三田女史は、最初父方のおばから聞いたそうだ。
大幸村の八丁でんだいというところに大火が出て、いつも決まったコースを走ったらしい。

そのおばが11才、父が9才の頃、外にある便所に二人で出かけた時、村の小さな社に火が見えた。
「こんな時間に、大神宮に行く人があるんかいな」
とおばがつぶやくと同時に火がこっちに迫ってきた。

「あっ大火だ!!」

大火と気付いたおばは、父を共に地面に伏せ、草履を頭にのせた。
こうすると怪火は、寄ってこないと、かつて老人から聞いていたのだ。
大火は二人の頭上を通過し、うまめ屋敷という辺りで
「ぶーん ぶーん」
と旋回していたという。
怖いものみたさで、おばが大火を観察したのだが、一間ぐらいの円で、その中に白装束を来た人が立っているのが見えた。
また周囲の色は濃い黄色で、内側は白く光っていた。

いかがであろうか。
まるで現代のUFOである。
「ぶーん」という音といい、どうにも怪しい。 

投稿者 johohiroba : 13:15 | コメント (0) | トラックバック

首をしめるモノ

前回・前々回で記述したように、浮游する幽霊を目撃したTは、事件以降は幽霊を信じるようになった。
”百聞は一見にしかず”とはこの事である。
特に幽霊とUFOは見ないとお話しにならない。
この事件からしばらくして、Tは再び怪事件に悩まされる事になる。

ある夜、私の自宅に電話がかかってきたTである。
「おい、うちに今から来てくれないか」T氏は酷く慌てている。
「いったいどうしたんだ」私は宥めるように訊ねた。
「出た、出たんだ」
「出たって、何が…?」
「何がって ゆっ幽霊、いやっ、いや生霊だ」
「…」」
ごくりと唾を飲み込むT氏の様子に異常を察知した私は、翌朝T氏の住宅に向かった。

奴の下宿は都内、私の下宿は横浜にあり、時間にして2時間程電車を乗り継いでいく。
「おーい、いるか」
「おおっ来てくれたか、幽霊探偵さん」
Tが笑えない冗談を言う。
無理に作り笑いをするTの目の下には、隈ができていた。
Tの話によるとこうである。
昨夜、遅く帰ってきたTは、そのまま布団にうつ伏せになり眠ってしまった。
まあこれは、毎晩繰り返される事らしく、独身男には、よくあるワンシーンである。
だがここからが違った。
Tが深い睡眠に落ちると、必ず誰かが馬乗りになり首を絞めてくるのだ。
最初は窓から友人が入って来て、首を絞めているのかと思ったそうだ。
だが、力の入れ方が違うというのだ。
力の限り、全身を使って、思い切りしめる。
…つまり、殺意があるのだ。
「誰だ!!いい加減にしろ」
Tが跳ね起きても誰もいない。
そんな事が朝まで何度も続いたという。

「そいつの顔を見えなかったのか」という私の声にTはこう答えた。
「うつ伏せに俺は寝てるんだけど、そいつの背中が何故か見えるんだよ。
イメージが浮かぶというのかな。犯人の姿が後ろ姿で浮かび上がってきたんだ」
「誰だ、そいつは」
「同じサークルの女の子さ、俺の事を好きらしいのさ」

片思いに胸をこがす女性の生霊は、時として死霊よりたちが悪い。

投稿者 johohiroba : 13:10 | コメント (0) | トラックバック

そのままで 第2回

当時、大学2年だったTは、楽しみにしていたサークルの合宿を、 独り早めに切り上げて東京にある自分のアパートに車で向かっていた。
本当は最終日までいたかったのだが、どうしてもはずせない用事ができたのだ。
「くそ~あせるな、ほんまに」
Tはややご機嫌斜めであった。そして、運転もいつもより若干乱暴であった。
スピードがいつもより余計に出ていたかもしれない。
Tご自慢の愛車のタイヤが、微かに悲鳴をあげている。
「ああっ~ねむ~」
気が緩むと瞼が閉じてしまう。
睡魔と戦いながらTは運転を続けた。
「あの娘、どうしてるかな~」
当時Tには気になる女の子がいたのだ。合宿はまとないチャンスである。
それが、自分だけ戦線離脱とは…
ある部分、納得いかない部分もあったのかもしれない。
「次は絶対最終日までおるからな~」
Tは、怒るようにつぶやいた。
兎に角、いつもは仲間と一緒に移動する車である。
深夜の単独ドライブ程つまらないものはない。
たった独りで無機質な夜のアスファルトを睨むだけだから、
心の中に退屈な気分が持ち上がって来ることを、押さえきれない。
「ああ~誰でもいいから、隣りにおればな~」
Tは、眠い目をこすりながら、ハンドルを握り続けた。

どのくらい走ったであろうか。
Tの車は神奈川県の某道路に入っていた。この道路はトンネルが多いので有名である。
「…なんや、随分トンネル多いな」
ブツブツ言いながら、Tは慎重に運転を続けた。
(いかんいかん、慎重に運転しないと…)
Tのハンドルさばきが軌道修正された。
とかく夜間のトンネルは事故を起こしやすい。
「…んっ あれは」
Tは自分が視覚で捕らえたものが何か、最初は理解できなかった。
「まさか…でもそうだろうな …たぶん」
Tはその物体を注視し続けた。
ちょうど車の進行方向にあるトンネルの前に浮いている。

そう浮いているのだ。

「………」

Tの見たものは、横たわった人間であった。しかも透明で向こう側が透けて見える。
透明で空中に浮いているのだから、間違いなく幽霊だろう。
(でもなぜ横たわっているのだ?)
Tはそれが疑問であった。
幽霊なら普通立った姿で出てくる。それがなぜ横たわっているのだ。
「ひょとしたら」
Tの脳裏に結論めいたものが浮かんだ。

あれは遺体なのだ。
土葬された遺体なのだ。

だから、幽霊は土葬されたままの状態で出て来るんだ。
Tはハンドルを持つ手に、じんわりと汗を感じた。

投稿者 johohiroba : 12:25 | コメント (0) | トラックバック

そのままで 第1回

今回から報告する話は、徳島県が舞台の怪異談ではない。
徳島出身の人間が、関東にて体験してしまった不思議な話である。
県民の体験した話として、みなさんにお届けしたいと思う。
どうやら、関東には異空間が多いようである。
皆さんもご旅行の際はご注意ねがいたい(笑)

さて、主人公は徳島出身のT氏である。
私とTは高校時代の同級生で、大学進学後も親交のあった男である。
高校でもトップクラスの成績を納めるインテリタイプの男であったが、オカルト趣味の私と何故か気があった。
「何かにこだわる姿勢は大事やからな」
Tは私のオカルト研究に理解を示した数少ない友人の独りであったのだ。
後にTと私は共に関東の大学に進学し、関東周辺の魔界探索に明け暮れる事になるのだが、同時期、Tは不思議な体験に、二回遭遇する事になる。

2004年の7月、私は都内でTと軽く酒を呑んだ。東京を離れ、 徳島にUターン就職した奴とあうのは4年振りであった。
いまだに独身貴族を気取るTだが、お互い既に30代後半になっていた。

「お互いとしとったな~」
「何言よんぞ、わいはまだ若いぞ~」
Tは屈託なく笑った。ノリの軽さは学生時代のままである。
「ほんなんやったら、早く年貢を納めて結婚せいだ~」
「う~ん、見合いの話はあるんやけどな~」
Tはうまく話をはぐらかした。どうやら結婚という束縛は嫌いのようだ。
最も私も今になって結婚に伴う責任の重荷はよくわかる。
だから友人にはおいそれとは勧められない。

そんなこんなで酒を呑み、馬鹿な話をしながらも、私はTが学生時代に経験した怪異談が気になって仕方なかった。
「おい、あの話をもう一度聞かせてくれへんか」
私は担当直入に切り出した。
「なんな~酒の席でも怪談の取材かいな」
Tは、私が持参した最新の拙著を眺めながら、にやりと笑った。
「あの、トンネルの事件から頼むわ~」
「あれか、気色悪い経験だったな~」
Tの箸が止まった。思い出すように遠くを見ている。

投稿者 johohiroba : 12:16 | コメント (0) | トラックバック

南極ゴジラ 完結編  南極ゴジラ!宗谷丸!と対峙する

その怪物がいきなり宗谷丸の方に振り返ったのだ。

まるで自分への視線を感じたかのようであった。
黒い物体、いや怪物は…
ゆっくり、、と顔を宗谷丸のほうに、むけたのだ。

「それみろ、みんな!!あの巨大な顔や、大きな目玉がわからないのか! もの凄く大きい動物の顔じゃないか」

この瞬間、宗谷丸は大騒ぎとなり、全員で必死で目を凝らした。
当直航海士はすぐ手元双眼鏡で、詳細な確認を行った。
常にブリッジには双眼鏡が備えられているのだ。
その怪物には目、耳が二つずつあるのをまず確認した。
やはり、どう考えても生物である。

一方、機関長は大いそぎで、自分の部屋へカメラをとりにいった。
だが、大急ぎで戻ったときは、もう、怪物は船の死角に入っており、撮影はできなかった。
惜しくも怪物の写真を撮りそこなったのだ。
まさに痛恨ではないか。

怪物の特徴を記載しておこう。

怪物は頭の長さ70.80cmというからまさに巨大生物である。
奇妙な事に、前からみると牛のようにも見えるらしい。
また頭の天頂部分が丸くて、顔も見ようによっては猿のような感じもしたとも言われ、まったくどの既存動物にも該当しないのだ。
全身を覆った体毛は黒褐色、10cmの長さであるといい、大きな目、とがった耳、肩あたりから上を海上に出していた。
時間にして、約三十秒くらいは見えていたというから不気味な事このうえない。

当時船首部でもうひとり、電気係りの機関士も見ていた。
彼の話は貴重である。
怪物の背中には、縦に鋸形みたいな鰭があったと証言しているのだ。
目撃者の中で一番至近距離でみた印象は、鯨やあざらしとは顔や毛が違い、どちらかと言うと、陸棲動物のようだったらしい。

同船に乗船していた観測隊員の生物担当の吉井博士が目撃談を総合し、正体を結論づけようとしたが、 とうとう怪物の正体がなんだったのか不明のままであるという。

とにかく、我が徳島出身の松本船長以下宗谷丸の目撃談が東映のゴジラのイメージとなり、 あのゴジラシリーズが生まれた事は、我々徳島人にとっては大層嬉しい事なのだ。

 

投稿者 johohiroba : 12:02 | コメント (0) | トラックバック

南極ゴジラ 三部作の二  南極にて宗谷丸!!ゴジラと遭遇

時代は昭和33年2月13日に遡る。

日本の宗谷丸が越冬隊11人を収容し、米国のバートン・ アイランド号に曳航されながら南極海から外洋へ脱出しているときのことだった。
(当時は氷海を割って航行する技術が日本は未熟であったように思える。その為であろうか)

ついに、あの歴史的怪物事件が勃発する。

いよいよ、ゴジラが人類の前に姿を現す事となるのだ。

その時、「宗谷」のブリッジでは、松本船長、航海長、機関長、航海士、操舵員たちがくつろいでいた。
何故か観測隊はたまたま誰もきていなかったが、ブリッジは和やかなムードが漂っていた。
ちょうど午後七時頃であったが外は、思いの外明るかったと記録されている。
バートン・アイランド号の後、500mくらいの海面上に、異変が起こった。

なにか黒い物体が浮かびあがったのだ。

その物体と宗谷丸の距離は約300m。

よく見るとどうも動物のようである。

それにしてはすこし大きすぎる。

「あそこに、なにかおるぞ~」

と、松本船長は興奮しながら、指さしたところ、皆の視線がその物体に集中した。
そのうち一人が冷めたように言った。
「あれは~先行するバートン・アイランド号の捨てたドラム缶だよ」真剣に見つめる皆を馬鹿にするような発言である。
しかし、やはり海の経験の長い松本船長は冷静沈着であった。
こう推理したのだ。

「考えてみたまえ!この風速7~8mの中で、 空の缶が海面でまっすぐ立つはずがないではないか、みんな よく見るんだ!」

松本船長はそのまま観察を続けながら、冷静に操縦をつづけていた。
ところが次の瞬間、衝撃的シーンが起こる。


奴が動いたのである。

投稿者 johohiroba : 11:49 | コメント (0) | トラックバック

南極ゴジラ 三部作の一  ゴジラは徳島人の目撃談が生んだ

東宝の怪獣王「ゴジラ」
いよいよ今年でいったんシリーズが打ち止めになる人気映画である。
あの顔、あの声。日本人なら誰でも知っているゴジラは、日本いや、世界で一番有名な怪獣俳優であると言っても過言ではない。
かくいう筆者も、幼き頃徳島東宝に足を運んだものである。
日本の経済成長と共に世界に進出し、名を馳せたゴジラ。
まさにゴジラは戦後の日本そのものであった。
ある作家はゴジラは南洋に散った軍人たちの魂であると表現した。
ある意味、ゴジラは弱者の代弁者でもあったのだ

ところでみなさんは,東宝ゴジラに影響を与えたと噂された事件があったことを知っているだろうか。
しかも、そのモデルとなった怪獣を目撃したのが、我が徳島県民というからおもしろい。

つまり、輸送船「宗谷」船長松本満次氏と乗組員一行が目撃した南極の怪物が、東映「ゴジラ」 の原案となっているのだ。(怪物の目撃事件はモデルにはなっていない、 ゴジラはまったく独自に映画会社の中で創造されたと主張する研究家もいる)その名誉ある宗谷丸の松本船長こそが、徳島出身であったのだ。
なんと松本船長は、南極の海上で馬のような顔に猿を足した不気味な怪物と対峙したのである。しかも髪型は、 子供のおかっぱ頭のように毛がはえている怪物であったと言われ、当時非常に話題になった。
その体験は『南極輸送記』(著・松本満次、昭和34年・創元社発行)に詳しい。

次号より、その表記に従って説明していきたい。

投稿者 johohiroba : 11:37 | コメント (0) | トラックバック