2005年09月20日

●「徒然2コード -月-」

writer:Super Cub1号

ふと空を見上げると月がキレイだった。もうすぐ満月。特に9月の月は特別。いわゆる「中秋の名月」 陰暦8月15日の月。一年で月が最も美しく見えるといわれている。昔の人は花見同様月見も楽しみにしていたようで、 陰暦8月15日の中秋の名月、そして9月13日の十三夜(後の月)にはススキや団子、イモ、マメなどを飾り観月を楽しんだと思われる。 特に中秋の名月は、前日の月にも「待宵月」という名があり、皆が満月を心待ちにしていたことが伺える。 遠く遠くにあって煌々と輝く月のどこか冷たい美しさは見るものを惹きつけて止まない魅力があるのは今も昔も変わらないのだと思う。

「Cry for the moon」という英語の慣用句がある。月に向かって泣く、 つまり月を欲しがって泣く。日本語に訳すと「ないものねだり」というところらしい。 かつてどうしても手の届くことのなかった青白く輝く天の宝石は万人の憧れだった。ところが今や宇宙旅行は夢ではなくなり、 いつか本当に月を手に入れる人も出てくるかもしれない時代となった。 まぁあくまで一部の人にとってであって我々庶民には縁のない話ではあるけれど。しかして月を手に入れてそれで満足できるのだろうか? ただ人が持っていないものを持っているとそれだけで満足なのだろうか。実際の月は(写真でしか見たことないけど)輝きもなく酸素もない、 ただのカタマリである。遠く遠く手に入らない位置にあるものだからこそ、貴く神秘的ですばらしいもの。 ならばそのままにしておくほうがよいのではないかと思うことがある。手に入れることがいいことだとは限らないこともあるのではないかと思う。

少なくとも私は月が欲しくて泣くことはない。待宵の楽しさ、十六夜(満月の次の日のこと)の物悲しさ、 そしてなにより名月の美しさを知っているから。それだけで十分だと思う。

Posted by johohiroba at 2005年09月20日 11:01
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